今日の出来事


大雨の帰り道、ふと顔を上げると前方に見覚えのある人物
昔好きだったその人でした
昔と変わらない髪形、髭、服装
唯一違うのは携帯の機種だけ


彼はその携帯を一生懸命見つめながら歩いていて
顔を上げることもなく通り過ぎてゆきました
でも私と顔を合わせたくなかっただけかもしれないと思うと
声は掛けられませんでした


家が近いためいつどこで会ってもおかしくないくらいだけど
次また偶然すれ違っても声はかけません
もっと綺麗に もっと優雅に もっと上品に
向こうから声を掛けたいと思わせるくらいになろうと思います