年の功


さっき深いイイ話でやっていた、胸を打たれた手紙。
忘れたくないからメモっておこう。


 辛かった、と言う前に
 辛かっただろう、と言ってくれる
 あなたと過ごして五十年。


確かなんかそんなかんじ。
南瓜の皮をむきながらぼーっと見ていたのに、
こんな優しい人と一緒になれたらどんなに幸せだろうか、とか
そんな大事な人を亡くしてしまったらどんなに悲しいだろう、とか
そんな妄想が一瞬で頭を駆け巡り
涙がどわーっとあふれてきた。


なんか相当さみしい人なんだな自分って・・と後になって少しへこんだ