1/21 志村會


今更ですが志村會について。
当日すぐに書いたのになぜか途中で消えてしまったので、ちょっと書く気がなくなりかけましたが、せっかくなので自分のためにがんばって書いておきます。


予定では12時に中野に着くはずだったのに、iPodを忘れて取りに帰ったため新幹線の時間を変更、結局12時半過ぎに到着。メンバー献花なんてあるんなら先に言ってくれ・・


会場内に入ると、これでもかというくらいかっこつけてるかっこいい志村くんの大きな遺影に目を奪われてしまい、その足元に広がる青と白の花が富士山をかたどっていることに気づくのに少し時間がかかった。ああ志村くん、大好きな富士山の頂点極めちゃったね、こんなに良くしてくれるスタッフに恵まれて幸せだね、とか思ってたら涙がどばどば出てきた。しかもそのときのBGMは「花」。止められるわけがない。


そしてようやく落ち着いた頃に流れてきたのは「ロマネ」
一番大好きな曲。志村くん個人のことを好きになった曲。この歌詞みたいな人が理想だと本気で思ってしまった。今でもそれは変わってない。また涙があふれてきてしまった。


いよいよ献花台の前までやってきて、花を手に志村くんを見上げる。伝えたいことはたくさんあったけれど、いざとなると何も出てこない。涙だけがあとからあとから出てくる。ありがとう、絶対に忘れないからね、とだけ言っておいた。


でもきっと志村くんには伝わっていたと思う。もちろん私だけでなく、その日志村くんのことを思って祈った日本全国全ての人の思いが。そんで「いや〜俺って人気者じゃん」ってニヤニヤして、そんであの時折見せるさみしそうな顔で「ごめん」って言ってたんだろうな。


サンプラザを出た後は、志村くんがバイトしていたコンビニやライブハウス、「茜色の夕日」ジャケ写の高円寺陸橋をめぐり、東高円寺ドトールで志村くんが好きだったミラノサンドAを食べる。模範的なフジ好きの行動でしょう。


無理して休みとっちゃったけど行って本当に良かったです。ようやく志村くんの死を少し受け入れはじめることができたような気がします。
志村くんがいなくても、日常は当り前のように過ぎていってしまうけれど、これからもずっと忘れることはないし、輝き続ける存在です。
志村くん、大好きだよ。あなたが生きた証である音楽を大切に聴いていきます。